いのちはめぐる、食と農と環境

微生物から動物や人まで、
多様ないのちの循環の中で私たちは生かされています。

オーガニック

農薬や化学肥料に頼らない有機農業は、微生物いっぱいの豊かな土壌をつくります。そこで育った農作物やそれらを原材料にした加工食品(オーガニック)は、安全でおいしく栄養たっぷり。人にも環境にも優しい。

食育

体は食べたものでつくられます。素材を生かし、おいしく簡単につくれる各種料理や、お菓子づくりの講習会を開催しています。また、添加物・農薬・遺伝子組み換え(ゲノム編集)などが体に及ぼす影響や、野菜のはたらきなどをテーマにした学習会なども開催。子どもたちにも食の大切さをわかりやすく伝えるため、紙芝居やエプロンシアターを使って食育活動をしています。

地域活動

多様な生き物のいのちの循環で食と農と環境は育まれます。そして私たちもその中の一員です。それゆえに山間部の自然は町の暮らしとつながっていると思えます。安心して暮らせる社会とは、食やエネルギー、福祉(介護や病院)までも、可能な限り地域で賄えることでしょう。食育活動を地域の皆さんとともに取り組み、自立した地域をめざしたいと思います。

活動理念

私たちの食生活は、今、安全性よりも効率や経済性重視で、農薬や添加物、遺伝子組み換え(ゲノム編集)食品などが氾濫し、一方でそれらが原因と思われるアレルギーやガン、心疾患などが増加しています。私たちは生協の組合員活動で、長年このような問題に取組んできました。

そこで学んだことは、身体は食べもので作られ、食べものは豊かな土壌に育まれていること。そして食と農と環境は一体であり、多様ないのちの循環が持続可能な地域社会をつくっていくということです。こういった課題を生協内だけでなく地域の皆さんといっしょに取組み、安心して住み続けられる社会をつくっていきたいとの思いで、10年ほど前に「NPO法人自然派食育・きちんときほん」を設立しました。

主な活動は講演会やエプロンシアターや紙芝居を用いた食育講座で、幼稚園から小学生、大人までを対象としています。テーマは「添加物・農薬・野菜のチカラ・カラダは食べものでできている・おやつづくり・各種料理教室」などです。

また、私たちは数年前から茨木市の山間部でゴマを栽培してきました。21年3月には準農家や市民の皆さんといっしょに地場産ゴマ(イバゴマ)を市内全小学校の給食へ導入することができました。耕作放棄地対策、新規就農者支援にもなるこの活動を広め、町と村の交流を深めていきたいと思います。

過去のイベント

NPO法人自然派食育・きちんときほん

info@kichintokihon.jp

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